本日は営業マンにとっては重要な営業ツールである接待ゴルフについて記事にしたいと思います!
接待ゴルフの意義とは?
営業マンにとってゴルフというのは娯楽である以上にお客さんと懇親を深める重要なツールとなります。
ゴルフをされない方にとってはあまり接待ゴルフに関して良いイメージを持っていないのではないかと思います。私もそうでした!
良くドラマなどでは、お父さんが土日は家族サービスをせずに、朝一に接待ゴルフへと出かけ、奥さんや子供から冷たい目を向けられる。そんなシーンがあったかと思います(笑)
数十年前と比べるとゴルフでの接待も多少は減ったかなと思いますが、まだまだゴルフの人気は高いように思えます。
特にコロナ禍の際は、屋外での協議であり三密を避けられる娯楽でもあり、一時期ゴルフに人気が集中しました。コロナ禍の影響でゴルフを始められた方も多いのではないでしょうか?
特に私の所属する鉄鋼業界や建築業界などではゴルフ熱はまだまだ高く、春とか秋とか気温が穏やかな時期は毎週のように誰かが接待ゴルフに行っています。
確かにゴルフが好きなお客様であった場合、接待ゴルフの効果というのは大きいです。
会食などと違って休みの日、朝から夕方まで一緒にラウンドを回ることになるわけですから、親近感が沸くのが当然ですね。
ゴルフをしていることで共通の話題ができますし、一緒にコースを回ることになれば1日中一緒をさせていただくこととなり、仲良くなれるのは間違いないと思います。
仮に取引先の方が気持ちよく、楽しくラウンドを回れましたら仲良くなれることは間違いなし。マナーや礼儀がしっかりできていれば、信頼を勝ち取ることも出来ますので、次回からの注文はあなたの会社で、というもの十分あり得る話です。
まぁ営業マンにとってはゴルフ好きであるなら会社の経費でゴルフが行けるという良い面もあれば、平日は会社へ出勤し働いているのに土日も接待で気を遣いながらゴルフをしなければならないかと、どちらの側面もあります。
中には下手に自分がゴルフ経験者だとばれたら、会社の指示で接待ゴルフに行けと言われるのを恐れて、ゴルフは出来ないと豪語している人もいます。
……その気持ちはよく分かります。
いくらゴルフが好きでも休日も上司や取引先の人と会うのは若干気が進みませんからね汗
会社によってはコミュニケーションツールとしてプレイ必須の場合があり、よく社内外との懇親をはかるため年に何回かゴルフコンペを開催する会社も多いですね。
そんな営業マンにとっては取り組まざる負えない接待ゴルフ、その注意点やマナーを私の独断と偏見で書いていきたいと思います!
接待ゴルフのポイント ~ゴルフ場への入場~
- ゴルフ場のドレスコートに遵守した服装
- 遅刻は厳禁 1時間前にはクラブハウスに到着
- 事前に飲み物などを購入しておく(夏場は塩飴なども)
まずは服装に関して。紳士のスポーツとされるゴルフは伝統と格式を重んじており、ゴルフ場にはドレスコードがあります。
特に接待などで回るのは名門と呼ばれるコースであり、服装などは非常に厳格です。
そのため来場の際には事前にゴルフ場のドレスコードを確認しておき、プレイ前日に用意しておくのが良いでしょう。
基本、来場の際はジャケット着用で下はスラックス、靴は革靴とカジュアルな服装にしておく必要があります。
プレイをする際は専用のゴルフウェアなどを着用するのが良いでしょう。
夏場は半袖でも可、ブランド物のゴルフウェアは金額が高いため、お金をかけるのが厳しい方はポロシャツなどがお勧めです。
冬場なら長袖で上着としてセーターやウィンドブレーカーなどを着用しましょう。
靴下に関しても注意が必要で、名門コースであればひざ下まで伸びるハイソックスが指定という場合もあります。
紳士のスポーツでありますので、服装でだらしないと思われないように注意しましょう。
接待ゴルフの場合は遅刻は許されませんのでスタート開始時間の1時間前には到着することをお勧めします。
ゴルフ場へ着いたら即プレイというわけではなく、ゴルフバックをカートへ積みこんだり、着替えを行ったりなど事前の準備がまぁまぁあります。
あとは必須ではありませんが、一緒に回る方々の飲み物なんかを事前に買っておくと気が利いていると思われ、喜ばれると思いますよ。
夏場などのゴルフではいくら飲み物があっても困りませんし、さらに熱中症対策などで塩飴なども用意しておくのがお勧めです。
ゴルフというのは紳士のスポーツであり、マナーや気遣いが特に重要となってます。そのため多少気を遣いすぎるぐらいが良いかもしれませんね。
私の会社でも己のスコアよりも同乗の方々がどれだけ快適にまわることができるのかが何よりも優先とされております。
あとは早めに到着し、本日のグリーンの速さやそのゴルフ場の攻略法、名物ホールなども調べおくと会話のネタには困らないかと思います!
接待ゴルフのポイント ~ラウンド中~
- ファストプレイを常に心がける
- カートの運転は積極的に行う
- 同乗者の打った球がどこに落ちたか把握しておく
- 同乗者の球が行方不明となった場合は一緒に探しに行く
- 常に声掛けをする。(ナイスショットやファーなど積極的に!)
- 同乗者がグリーンにてパッドを打つ際は自分の影が視界に入らないようする。
プレイ中ですが、同乗者の快適なプレイが最優先であり、己のスコアなど二の次です(笑)。接待ゴルフのつらいところですよね汗
ラウンド中、何よりも心がけないといけないのがファストプレイ。
通常のゴルフのラウンドでも心がけないといけないことではありますが、接待ではさらに意識しなければなりません。
かといってあまりにも急きすぎて自分のプレイがおろそかになり、ミスショットを連発したり、明明後日の方向へ球を飛ばしたりなどするとさらに時間がかかることとなります。
常に心に余裕を持ち、視野を広く持っておきましょう!
ただ接待などで回ることになる名門コースなどはキャディさんがラウンドに同乗することも多々あります。
キャディさんとは楽しく快適にゴルフをプレイしていただくためのゴルフ場からの助っ人とでも言えばよいでしょうか?
必要なクラブを取っていただいたり、球を打った際にどこにボールが落ちたのか把握していただいたり、そのコースの説明などもしてくれます。
コース内の池やバンカーの位置を把握しているため、戦略的にどう攻めればいいのか詳細なアドバイスもしてくれます。
カートの運転などもしてくれる場合が多いため、かなりの大助かりです。
仮に接待ゴルフでキャディさんがついていた場合、最も若手の方はだいぶ楽ができると思ってもらっても良いでしょうか?
まぁ、無論、キャディさんにも当たりはずれはありますが、プロの道先案内人の上、スムーズにラウンドを回れるようあらゆるフォローをしてくれますので、接待ゴルフであってもある程度自分のプレイに集中することができます。
接待ゴルフのポイント ~ラウンド終了から帰宅~
- カートに同乗者の忘れ物がないかチェック
- シャワーは迅速に。出来れば同乗者よりも早く出る。
- 着替えも迅速。クラブハウスのラウンジなどでお待ちしておく
- 接待する側の場合、最後ロッカーキーを預かり会計を行う。
- お別れ際に手土産がある場合、忘れずお渡し。
無事楽しくコースを回れた!あとはシャワーを浴びて帰るだけだ!
ラウンドを終えた後もそんな風に油断をしてはいけません。無事に帰るまでは遠足です、という通り、お客さんが帰るまでが接待です笑
シャワーや身支度に関しても同乗者の方々を待たせないように迅速に終わらせましょう。
会計につきましては基本的に接待する側が受け持つ場合が多く、同乗の方々が皆集まったらロッカーキーを預かり会計を済ませましょう。
そして手土産も用意している場合、渡すのを忘れずに。荷物にならないように手土産は別れ際にお渡しするよういたしました。
ゴルフバックを車に積み込み、最後は見送って接待は終了となります。
本当にお疲れ様でした。
ただでさえゴルフは肉体的にも疲れる競技なのに、1日中気遣いをしなければならないため、精神的にも疲弊してしまいますね。
帰り道、眠気にも襲われると思いますがあとは家に帰るのみ。決して居眠り運転しないようコーヒーなどを相棒に頑張りましょう。
接待ゴルフを成功させれば、間違いなく関係が深まり今後の営業活動にプラスに働くはずです。
最後に……平日なら翌日、土日なら月曜日の朝一に取引先の方に御礼の電話もしくはメールを入れておきましょう。きっと最後の一押しになり、先方も感謝の気持ちを伝えてくれるはずです!
さて、これにて接待ゴルフのざっとした要点は以上となります。
重要な営業ツールであるゴルフを有効活用し、さらに営業としてステップアップを果たしましょう!
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